引越し業者だけではできない作業5選|エアコン・洗濯機・吊り上げ・梱包を解説

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引越しというと、荷物をトラックに積んで新居まで運ぶ作業をイメージする人が多いと思います。

しかし、実際の引越しでは荷物の運搬以外にもさまざまな作業が発生します。

たとえば、

エアコンの取り外しや取り付け、洗濯機の設置、大型冷蔵庫の吊り上げ、荷造り、荷解きなどです。

これらの作業は、すべて引越し作業員が行っているわけではありません。

作業内容によっては、電気工事業者や専門スタッフが対応することもあります。

ただし、

「引越し屋さんができないなら、自分で業者を探さないといけないの?」

と心配する必要はありません。

多くの場合、引越し業者に相談することで、必要な作業をまとめて手配してもらうことができます。

この記事では、現役の引越し作業員として、

引越し作業員だけでは対応できない、または専門スタッフが対応することが多い作業

について解説します。


引越し業者だけではできない作業もある

引越し作業員の主な仕事は、家具や家電、段ボールなどの荷物を安全に運ぶことです。

しかし、引越しに関係する作業の中には、専門知識や設備が必要なものもあります。

代表的なのが、

  • エアコンの取り外し・取り付け
  • 洗濯機の取り付け
  • 大型冷蔵庫などの特殊搬入
  • 荷造り
  • 荷解き

です。

会社によってサービス内容は違いますが、引越し業者が直接作業をしなくても、提携している専門業者やスタッフを手配してくれるケースがあります。

そのため、見積もりの段階で必要な作業をすべて伝えておくことが大切です。


① エアコンの取り外し・取り付け

引越しの際に意外と忘れやすいのが、エアコンの移設です。

賃貸住宅でも、自分で購入して取り付けたエアコンの場合は、引越しに合わせて取り外す必要があります。

エアコンの取り外しや取り付けは、基本的に引越し作業員ではなく、専門の工事スタッフが対応します。

引越し作業員が家具や家電を運ぶのと同じ感覚で、その場ですぐに外せるものではありません。

そのため、引越し当日までに取り外し工事が終わっているか、引越しの日程に合わせて工事スタッフが来るように手配しておく必要があります。

引越し業者にエアコン移設を依頼した場合は、

引越しの見積もり

エアコンの台数を確認

工事業者を手配

旧居で取り外し

新居で取り付け

という流れになることが多いです。

注意したいのは、引越し当日に作業員が到着しても、エアコンがまだ壁に付いたままの状態です。

引越し作業員だけでは対応できない場合、そのままエアコンを残していかなければならない可能性もあります。

エアコンを新居に持っていく予定がある場合は、必ず見積もり時に相談しておきましょう。

引越し当日か、前日に外す段取りを引越し会社がしてくれます。


② 洗濯機の取り付け

洗濯機は、引越し作業員が運搬する代表的な家電の一つです。

しかし、

運搬と取り付けは別の作業

として考えた方がいいでしょう。

以前は、引越し作業員がサービスの一環として洗濯機を取り付けるケースも多くありました。

しかし、洗濯機は接続方法を間違えると水漏れ事故につながる可能性があります。

たとえば、

給水ホースがしっかり接続されていない、排水ホースが外れる、排水口との接続が合っていないなどの原因です。

少量の水漏れで済めばまだいいですが、集合住宅などでは床だけでなく、階下の部屋まで被害が広がる可能性もあります。

そのため現在では、水漏れ事故のリスクを避けるため、洗濯機の接続を専門スタッフが行う会社もあります。

会社によっては、

引越し作業員は設置場所まで運ぶだけ

というケースもあります。

「洗濯機を運んでもらったら、そのまますぐ使える」と思っていると困る可能性があります。

特に、ドラム式洗濯機や給排水の位置が特殊な住宅では注意が必要です。

見積もり時に、

洗濯機の取り付けまで料金に含まれているのか

を確認しておきましょう。


③ 大型冷蔵庫の吊り上げ作業

大型冷蔵庫は、引越し現場で搬入トラブルが起きやすい荷物の一つです。

特に注意したいのが、

旧居からは出せたのに、新居に入らないケース

です。

引越し元の家では問題なく使用できていた冷蔵庫でも、新居では、

  • 玄関が狭い
  • 廊下の曲がり角を通れない
  • 階段が狭い
  • 手すりが邪魔になる
  • 2階や3階がキッチンになっている

といった理由で、通常の搬入ができないことがあります。

このような場合、窓やベランダから冷蔵庫を入れる吊り上げ作業を検討することがあります。

しかし、すべての現場で簡単に吊り上げができるわけではありません。

冷蔵庫の重量、建物の形状、作業スペース、ベランダの状態、電線や障害物などを確認する必要があります。

現場の状況によっては、人力での吊り上げではなく、クレーン車などの専門設備が必要になることもあります。

また、安全に作業できないと判断された場合は、吊り上げ作業そのものができないこともあります。

大型冷蔵庫を新居に持っていく場合は、見積もり時に冷蔵庫のサイズや新居の搬入経路について相談しておくことをおすすめします。

冷蔵庫の搬入については、別の記事でも詳しく解説しています。


④ 荷造り・梱包作業

引越しでお客さんが最も大変だと感じる作業の一つが、荷造りです。

引越し作業員から見ても、

荷物を運ぶことより、引越し日までにすべての荷物を段ボールに入れる方が大変なのではないか

と思うことがあります。

単身引越しの場合、荷物が少なければ段ボールの数もそれほど多くありません。

仕事が終わった後や休日を使って、少しずつ梱包を進められる人も多いでしょう。

しかし、家族引越しになると状況は大きく変わります。

キッチンだけでも、

  • 食器
  • 調理器具
  • 調味料
  • 保存容器
  • 小型家電

など、たくさんの荷物があります。

さらに、

衣類、本、子どもの荷物、洗面所用品、押し入れの中身など、家の中には想像以上に多くの荷物があります。

引越し日の数日前になって、

「思っていたより全然終わらない」

という状態になる人も少なくありません。

特に、共働きの家庭や小さな子どもがいる家庭では、普段の生活をしながら荷造りを進めるのはかなり大変です。

このような場合は、引越し業者の梱包サービスを利用できることがあります。

専門のスタッフが訪問し、食器や小物類などを段ボールに梱包してくれます。

もちろん料金は追加になりますが、

引越しで一番大変な部分をお願いできる

と考えると、大きな負担軽減になります。


⑤ 新居での開梱・荷解き作業

引越しは、新居に荷物を運び終わったら終了ではありません。

引越し業者の作業が終わった後、お客さんには段ボールの荷解きが残っています。

単身引越しで段ボールが10箱から20箱程度であれば、少しずつ開けていくこともできるでしょう。

しかし、家族引越しでは数十箱以上の段ボールになることもあります。

新居に荷物を入れた直後は、

リビングにも段ボール、寝室にも段ボール、キッチンにも段ボール、

という状態になります。

そこから一つずつ中身を出して、決めた場所に収納していく必要があります。

引越し前の荷造りで疲れている状態から、今度は荷解きを始めなければなりません。

特に、

共働き家庭、小さな子どもがいる家庭、高齢の方、仕事ですぐに通常の生活に戻らなければならない人

にとっては大きな負担です。

引越し会社によっては、梱包だけでなく、新居での開梱作業まで依頼できるプランがあります。

荷物の搬入後、段ボールから荷物を出して収納するところまで対応してくれるサービスです。

すべて自分で行う必要はありません。

引越し準備に時間が取れない場合は、見積もりの段階で相談してみましょう。


引越し作業員が直接できなくても、引越し業者に相談すれば解決できる

今回紹介した作業の中には、引越し作業員が直接行わないものもあります。

しかし、

引越し屋さんが直接できない=自分で全部の業者を探さなければならない

というわけではありません。

エアコン工事が必要なら工事業者、洗濯機の設置が必要なら専門スタッフ、特殊搬入が必要なら対応できる業者を手配してもらえる場合があります。

荷造りや荷解きについても、引越し業者のオプションサービスとして依頼できることがあります。

大切なのは、

見積もりの段階ですべて相談しておくこと

です。

引越し当日になってから、

「エアコンも持っていきたい」

「洗濯機を取り付けてほしい」

「冷蔵庫が階段から上がらない」

となると、その日のうちに対応できない可能性があります。

不安なことがあれば、見積もりの段階で伝えておきましょう。


まとめ|引越しに関する困りごとは、まず引越し業者に相談しよう

引越しでは、荷物の運搬以外にも多くの作業があります。

エアコンの取り外しや取り付け、洗濯機の設置、大型冷蔵庫の特殊搬入、荷造り、荷解きなど、自分ですべて対応しようとすると大変です。

引越し作業員が直接対応できない作業であっても、引越し業者に相談することで専門スタッフを手配してもらえる場合があります。

特に家族引越しでは、荷物の量も多く、引越し前後の負担はかなり大きくなります。

無理にすべて自分でやろうとせず、必要なサービスを上手に利用することも大切です。

引越し会社によって、対応できる作業やオプション料金には違いがあります。

そのため、1社だけで決めるのではなく、複数の引越し業者に相談して、

引越し料金だけでなく、必要な作業をどこまで対応してもらえるのか

を比較してみましょう。

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