長距離引越しは、通常の引越しとはまったく別物です。
距離がある分、日程・荷物・料金・破損リスクすべてが変わります。
実際、引越し当日に
「聞いてない」「こんなはずじゃない」
というトラブルの多くは長距離で発生します。
ここでは、現場目線で長距離引越しの注意点を解説します。

長距離引越しは“翌日到着”とは限らない
まず最初に理解しておくべきポイント。
長距離引越しは
当日届かないのが普通です。
目安
- 関西 → 関東:翌日〜2日後
- 関西 → 九州:2〜3日後
- 関西 → 東北:3日以上
なぜかというと、長距離便は「混載便(こんさいびん)」になるからです。
1台のトラックに複数の荷物を積むため、
配送ルートに合わせて到着日が決まります。
👉 日付指定が強いほど料金は上がります
必需品は必ず手荷物で持つ
これ、かなり重要です。
長距離引越しでは
荷物が2〜4日手元にない生活が発生します。
必ず手元に持つもの
- 着替え3日分
- 充電器
- 洗面道具
- 薬
- 書類関係
- 仕事道具
- タオル
- スリッパ
特に社会人は
パソコンを積んでしまう事故が多いです。
「とりあえず段ボールへ」が一番危険。
食品・冷蔵庫は当日運べないことがある
長距離はトラックに長時間積むため、
腐る物は基本NGになります。
注意するもの
- 生物
- 冷凍食品
- 開封済み調味料
- 米びつの中身
さらに重要なのが冷蔵庫。
霜取りをしていないと
水漏れ → 他人の荷物破損 → 弁償
になる可能性があります。
👉 前日までに電源を抜いて乾燥させましょう
破損リスクは通常の引越しより高い
距離が長い=揺れが長い
つまり破損率が上がります。
特に壊れやすいもの
- 組み立て家具
- IKEA家具
- 大型テレビ
- ガラス製品
- 観葉植物
長距離では
「分解できる家具は分解」
これが基本になります。
到着時間はほぼ指定できない
長距離便は交通状況に左右されます。
そのため
- 午前希望 → 不可の可能性大
- 時間指定 → 追加料金
- 夕方到着 → よくある
ガス開栓・鍵渡しは
余裕を持って予約しておきましょう。
料金は見積もり比較で大きく変わる
長距離は特に価格差が激しいです。
同じ条件でも
3万円〜10万円以上差が出ることも普通。
理由は
- 帰り便がある会社
- 地域に強い会社
- 混載ルートの違い
で値段が変わるからです。

まとめ
長距離引越しは「距離が長いだけの引越し」ではありません。
- 到着日はズレる
- 荷物が数日使えない
- 破損率が上がる
- 時間指定が難しい
- 料金差が大きい
この5つを理解しておくだけで
トラブルはかなり防げます。
まずは複数社の料金と日程を確認して
自分の条件に合う業者を選びましょう。

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